土鍋でご飯を炊く


もともと白ごはんよりもパスタやうどんといった麺類のほうが好きで自分で自炊するようになってからはほとんど白ごはんを食べる機会がありませんでした。
本当にたまにだったので、レンジでチンするタイプのご飯を食べていました。
こんな生活だったので炊飯器を持っていませんでした。
しかし最近彼氏と同棲を始め、白ごはんが食べたいと言われました。
引っ越したての私たちは炊飯器を買うのも経済的に厳しくて、何かいい方法はないかなと考えていました。
実家に帰ったときのこと、今は亡きおばあちゃんが昔からお粥を作るときにだけ使っていた土鍋のことを思い出しました。今は使う人がいないので、持って行っていいとのことでした。
さっそく土鍋を自宅に持って帰り、ご飯を炊いてみることにしました。
炊飯器はスイッチ一つで出来て簡単で土鍋は面倒なものだという先入観がありましたが、実際やってみるととても簡単で、むしろ炊飯器よりも自分で調整も出来るし、おいしいご飯が簡単に炊けてしまうではないですか!
始めの一週間くらいは調度いい炊き加減、お水の分量などコツを掴むまで少し硬かったり、焦がしてしまったりしましたが、今ではすっかり慣れ、タイマーで簡単においしいご飯が炊けます!
保温こそできませんが、その分食べたい分量だけ炊いて、残さないようにするのでいつもおいしいご飯が食べられます。
焦がしてしまったときは、その上にだし汁を入れ、お粥にしちゃうとおこげの香がしておいしいです。
もしも今使っている土鍋が割れてしまったりしても、次も炊飯器ではなく土鍋を買うと思います。